こんにちは、STママ、かこです。
公立小学校普通級に在籍し、5年生から2年間、週2時間の通級を利用してきた息子。
進学先を、校区外の支援学級にするか、校区内の公立中学の普通級で通級を利用するか、2択で検討。情報を整理してわかりやすく息子に提示し、自分で普通級に在籍し、通級を利用することを決めました。
校区内の公立中学も、近隣の小学校3校から生徒が集まってきますし、同小学校卒の子でも私立受験で減りますが、やはり顔見知りが多少いるというのは、息子にとって安心材料だったようです。
中学進学にあたって、小学校と違って提出物の管理などが厳しいこと、振り返り(小学校でずっと苦手でした 汗)をしながら次へどう活かし実行するかが大事である、大変ですよ、と6年の担任からだいぶ脅されていました 笑。
小学校のように、連絡帳に移して書くべき宿題や提出物などを先生が黒板に書いてはくれません。また、先生も教科別になるので、あまり親身に気にかけてくれません。授業中に「はい、これ○○までに提出ねー」なんてサラッと言われるので、注意が向いてなくて聞いていなかったり、聞いてても忘れたりすることは想像できました。
中学に向けての準備では、手紙など大事なプリントを入れるファイルは目立つ色のものにしたり、ポケットに入りやすいメモ帳や、付箋を購入しておきました。
それでも、実際に中学校生活を送る中で、思いがけず必要となってくるものがありました。それをここでは紹介したいと思います。
1.耳栓
中学1年の2学期、周りの子たちも中学校生活に慣れ、友人らと数人集まって楽しそうに談笑する場面も増えます。女子も男子も大きな声を出したり、反応もオーバーだったり…休み時間はとてもにぎやかなようです。
小学校のときは、休み時間になると一人で図書室に行き、マイペースに静かに過ごすことも多かった息子。
中学校になると休み時間は短いし、昼休みも小学校のように校庭で運動することもなく、ほとんどの生徒が教室や廊下で過ごすので、やや聴覚過敏のある息子にとってはとても騒がしい環境のようです。
次の授業が移動教室であれば早々に移動して少しでも騒音から離れたり、昼用休みには通級の教室に通いネット検索などさせてもらうなど、自分で工夫していました。
しかし、移動教室もないし昼休みでもない場合、息子にとってはとても苦痛です。しかも男子の談笑もエスカレートして小競り合いになることもしばしば。堪りかねて『喧嘩しないでくれ!静かにしてくれ!』とクラスメートに訴え、担任の先生にも助けを求め、クラス内で話し合いの場ももたれました。
しばらくは多少大人しくなったクラスメートも、また徐々に元の状態に戻り、家でも息子から『みんなうるさいんだよ』と聞かれるように。
私からすると、楽しい中学校生活を送っている同級生の気持ちもわかるので、『中学生高校生ってそんなものだよ。』と話しつつ、耳栓を学校に持たせることにしました。担任の先生にも使用許可をお願いする手紙をお渡しし、すぐに『わかった、いいよ』と言っていただけました。
使用感もよく、本人も気に入って使用中。周囲の雑音がだいぶ楽になるようです。小さなケースに入っているので、そのまま筆箱に入れて使いたい時に取り出して使っています。色も目立つので、周囲にも耳栓していることがわかるのがいいと思います。
2.時計
中学生になると定期テストがあります。2周間前から、計画表を各自作成します。
小学校でも、夏休みなど長期休みの際は、宿題の計画もなかなか自分では立てられず、私と一緒に計画を練っていました。
また計画といっても、大まかな計画と、細かな計画を提示しないと効率よく勉強できません。『この二日間で歴史のこの単元を勉強する』という大まかな計画を立てただけでは、ノートを見ながら問題集を解くのに何時間もかけてしまったりしていました。
それでは、その日は歴史の勉強しかできず、数学もしたかったのに勉強する時間が足りなかった、となると、計画を頻回に立て直すことになり、テストまでにやろうとしていた勉強が間に合わなくなります。
そこで、タイマーをうまく使って時間管理をすることに。タイマーと時計が一緒になったものはないか、と探したところ、ありました!
デジタルの時計よりは、アナログの方が時間がどのくらい経ったかが分かりやすいだろうと思い、選びました。
集中力を養うために作られたそうで、秒針の音もしないのがいいです。タイマーのアラームも、音と光とを選べ、深夜や図書館でも使えます。『よし、今から30分単語を覚えるぞ』とタイマーを使えば、自ずと集中して取り組め、その後5分休憩し、『次の30分で問題集を解くぞ』などと効率よく時間を使えます。
本人の勉強机にしっかり置かれ、これまでよりも時間管理がしやすくなったようです。
3.手首メモ
メモを取るために付箋や小さな手帳を準備したのですが、せっかくメモをとっても、その付箋を筆箱に入ると見えなくなり忘れてしまう、ということが起きました。
夫は、『忘れたら困ることは、油性ペンで手にでも書いとけ!』と息子に言ってました。確かに、職場でも、多忙な看護師さんがよく手の甲や腕にボールペンでメモを書いていたのを思い出しました。
さすがに手に書け、とも言えないので、探してみると…ありました!
ボールペンで書いて、消しゴムで消せるという優れもの。手を洗って濡れても消えることはありません。担任の先生にも許可をもらって使用しています。何日もメモを残しておくと消しても跡が残りやすいので、家に帰ってメモを移して机の上に貼り、その日書いたメモはきれいに消して翌日持たせるようにしています。
こんな便利なものがあるなんて、私も知らないことが多く、臨床場面で患者さんにもお勧めすることもあります。
学校に持たせるには、担任の先生等にお願いし、使用許可を取ったほうがトラブルも起こりにくいかと思います。
スマホの機能もうまく使いこなせたら…とも思いますが、まだまだ自己管理ができず、スマホが近くにあると時間を浪費してしまう年頃なため、ちょっと躊躇しています。また、中学校に持ち込んで使うにはハードルが高そうです。今後少しずつスマホの便利機能も教えていけたらと思っています。
以上、中学校生活で役立ったモノ 3選 でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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