こんにちは、STママ かこ です。
発達障害のある子どもに、どんな習い事をさせようかって悩みますよね。
『得意なことを思いっきり伸ばしてあげたい!』 『苦手なことを少しずつ克服してもらいたい』…などなど、親心であれこれ考えてしまいます。
ここでは、ASD息子には向かなかった習い事を紹介しますが、別のページでは、成長につながった、やって良かった習い事もお伝えします!!
1.サッカー教室
息子が、まだ保育園の年少さんで児童発達支援事業所に通う前。公園など広いところへ遊びに行けば、だあーーーっと走り出し、親が追いかけることがしばしば。
『走るのが好きなのかも』 『体を動かして丈夫な子になれば』と保育園に週1回来ていたサッカー教室に安易な気持ちで入会しました。
保育園に預けている間にサッカーを習えるなんて、親からするととてもありがたいですが、サッカー教室での様子を見に行く機会もなく、本人に『サッカー楽しい?』と聞いてもまだコミュニケーション能力も不十分で詳細は分からずでしたが、嫌がっている様子はありませんでした。
しばらくして、サッカー教室のコーチとお話する機会がありました。
かこ 『うちの息子、どうですか?』
『みんなでボールを追いかける場面でも、ひとり違う方向へ走っていってしまいます。 「○○(息子の名前)ー!こっちだー!」と声かけても砂場で遊んでたり。みんなと一緒に活動するのは難しそうです。』
かこ 『そうですか…ご迷惑おかけして申し訳ありません…!』
一人のコーチが複数の幼児を相手にしているので、息子にかかりっきりになるのは難しく、コーチにも他の生徒さんにも迷惑がかかるな、と判断し辞めさせることにしました。
『サッカー辞める?』と息子に問うと『うん』と即答。数カ月分のお月謝は無駄になりましたが、本人の特性をよく考えて習い事を選ばねば、と痛感したのでした。
2.プール教室
保育園、幼稚園では問題なくプール活動もできていた息子。本人も楽しそうに友達と水を掛け合ったりして楽しんでいました。
『人並みにプール遊びもできるのね』と思っていたら、小学校の先生から『水の中に顔をつける練習をしてください』と指導され…?!
プール遊びでは顔に水がはねても平気だったし、水の中に潜ることもできていたのに…(思い返せば濡れた顔をよく拭っていた気もする…)
聞くと、『水の中で目が開けられない』 『バタ足の間、顔を水につけていられない』ことが判明。
すぐに家の洗面器を使って、水に顔を付ける練習をしました。ゴーグルも準備。『男は泳げないとかっこ悪い』という夫の発言もあり、プール教室に行くことを検討。仕事の調整がききやすい、土曜開催のプール教室を見つけたのでした。
水に慣れるコース から、顔をつけてのバタ足コース、クロールコースまで何とか通いました。毎週送迎ついでに教室の様子を見ていましたが、息子の歩みはゆっくりで、コーチから同じアドバイスを何度も受けていた気がします。
広い屋内プールで、生徒のレベルごとにいくつものコースで同時に指導している環境。複数のコーチの大声が飛び交い、子供の声など雑音もあり、変に声も響き、十分に指示を理解できないまま泳いでいたのでは、と思います。
サッカーと違って、水泳は個人競技なので、頑張れるかなと思いましたが、特性から考えられる環境への配慮も必要、と改めて感じたのでした。引越を機に「もうやらない」と辞めてしまいました。
他にも、『リズム感がいいかも!』とダンス教室等試しましたが、あまり楽しそうではなく数ヶ月で断念。特性もあるのか、「これやりたい!」と本人が言いだしたことでも、その場の勢いだけで、モチベーションを長く維持することが難しこともあります。
反面、発達・成長するに伴い、できることも増え、こちらの言っていることへの理解度も上がり、先をある程度見通せるようになったことで、辛いことを乗り越えて継続できるようになったこともあります。
本人も親もやってみないとわからないこともあるので、継続できなくても色々と試してみるのもいいと思います。長い目でみて、いずれやってくる進学や就職活動への耐性を備えることにも繋がるかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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